「歯医者さんで『脱灰(だっかい)している』と言われたけれど、どういう意味なのだろう」「前歯の一部が白っぽく濁って見えるけれど、このまま放っておいて大丈夫なのだろうか」「脱灰した歯は、歯磨きを続ければ元に戻るのだろうか」
歯の脱灰という言葉を初めて耳にして、こうした疑問や不安を感じている方は少なくありません。痛みがないことが多いため、どの程度気にすればよいのか分かりにくいものです。
歯の脱灰とは、酸によって歯の表面からミネラルが溶け出すことです。実は、脱灰は食事のたびに誰の口の中でも起こりうるもので、唾液の働きによってミネラルが歯に戻る「再石灰化」とくり返されています。表面に穴があいていない段階の脱灰であれば、毎日の習慣を見直すことで進行を止められることがあります。一方で、穴があいてしまった脱灰は、再石灰化で元に戻ることはありません。
本記事では、「歯の脱灰とはどういった状態か」「食事のたびに起きている脱灰と再石灰化のしくみ」「脱灰が進みやすい習慣」「元に戻る段階・戻らない段階」「進んでいる脱灰と止まっている脱灰の見分け方」「毎日の予防」について、みなみもりまち歯科クリニックが分かりやすくご説明いたします。
ご自身の歯の状態を知り、これから何をすればよいかを考えるための参考にしていただければ幸いです。
歯の脱灰とはどういった状態?

歯の脱灰とは、歯の表面を覆うエナメル質から、カルシウムやリンといったミネラルが溶け出している状態のことです。「脱灰」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、むし歯のでき始めにあたる、とても身近な現象です。
脱灰を正しく理解するには、反対の働きである「再石灰化」と、むし歯との関係をあわせて知っておくことが大切です。ここでは、脱灰とは何か、再石灰化とは何か、そして脱灰とむし歯はどう違うのかを順にご説明します。
脱灰とは、酸によって歯のミネラルが溶け出すこと
歯の一番外側にあるエナメル質は、人の体の中で最も硬い組織です。エナメル質はその大部分がハイドロキシアパタイトというミネラルの結晶でできており、この結晶がすき間なく並ぶことで、硬さと自然な透明感が生まれています。
ところが、このハイドロキシアパタイトの結晶は酸に弱いという性質を持っています。口の中が酸性に傾くと、結晶からカルシウムやリンが少しずつ溶け出していきます。これが「脱灰」です。
脱灰を引き起こす酸の多くは、歯の表面についたプラーク(歯垢)の中にいるむし歯菌が作り出すものです。むし歯菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を分解するときに酸を出します。そのため、糖分をとるたびに、プラークの下の歯の表面は脱灰が起きやすい状態になります。
脱灰が始まったばかりの段階では、見た目にはほとんど変化がありません。しかし脱灰が進んでエナメル質の内部にミネラルの抜けた部分が増えると、光の通り方が変わり、その部分が白く濁って見えるようになります。歯の白い斑点やホワイトスポットと呼ばれるものの多くは、この脱灰によるものです。
再石灰化とは、溶け出したミネラルが唾液の働きで歯に戻ること
再石灰化とは、脱灰によって溶け出したカルシウムやリンが、再び歯の表面に取り込まれて結晶を修復する働きのことです。脱灰と反対向きの働きと考えると分かりやすいでしょう。
再石灰化の主役は唾液です。口の中が中性に戻ると、唾液に含まれるカルシウムやリンが歯に戻り、溶け出した部分を少しずつ埋めていきます。唾液の働きについては、後ほど詳しくご説明します。
また、再石灰化はフッ素(フッ化物)によって助けられることが分かっています。フッ素があると再石灰化が進みやすくなるうえ、再石灰化した部分は、もとのエナメル質よりも酸に溶けにくい結晶になります。フッ素入りの歯磨き粉がむし歯の予防にすすめられるのは、このためです。
このように、歯は酸で溶けたら終わりというわけではなく、唾液とフッ素の働きによって自ら修復する力を持っています。ただし、再石灰化で修復できる範囲には限りがあります。どこまでなら元に戻るのかは、後ほど詳しくご説明します。
脱灰とむし歯の違い|脱灰が続いた先にむし歯がある
「脱灰とむし歯は同じものなのか」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。脱灰とむし歯は、まったく別のものではなく、ひと続きの変化の中にあります。
脱灰は、歯のミネラルが溶け出すという「現象」を指す言葉です。健康な歯でも、食事のたびに脱灰は起こりえます。そのあと再石灰化によってミネラルが戻れば、歯は元の状態を保てます。
一方、むし歯(う蝕)は、脱灰が再石灰化を上回る状態が続くことで、歯のミネラルが失われていく「病気」を指す言葉です。むし歯のうち、表面に穴があく前の、白く濁って見える段階は「初期むし歯」とも呼ばれ、さらに進んで表面に穴があいた状態がC1以降のむし歯です。つまり、むし歯は脱灰が積み重なった結果として生じるものだと言えます。
歯科医院で「脱灰しています」「初期むし歯です」と言われる段階は、多くの場合、まだ穴があいていない状態を指します。この段階であれば、再石灰化を助ける習慣によって進行を止められる可能性があります。脱灰という言葉を聞いたときは、むし歯へ進む手前で気づけた状態だと考えて、毎日の過ごし方を見直すきっかけにしていただければと思います。
食事のたびに口の中で起きている、歯の脱灰と再石灰化のしくみ

歯の脱灰は、特別な人にだけ起きるものではありません。食べたり飲んだりするたびに、誰の口の中でも脱灰と再石灰化がくり返されています。
脱灰がむし歯へ進むかどうかは、このくり返しのバランスで決まります。ここでは、食事をしたときに口の中で何が起きているのか、唾液がどのように歯を守っているのか、脱灰から再石灰化までにどのくらい時間がかかるのかを順にご説明します。毎日の習慣が脱灰にどう関わるのかを知る手がかりにしてください。
食べたり飲んだりすると、歯の表面は酸性に傾く
糖分を含むものを食べたり飲んだりすると、プラークの中のむし歯菌がすぐに糖分を分解し、酸を作り始めます。その結果、歯の表面のプラークは、食後すぐに酸性へと傾きます。
エナメル質が溶け始めるときの酸性度は「臨界pH」と呼ばれます。一般にはpH5.5前後が目安とされていますが、実際には決まった値ではなく、唾液やプラークに含まれるカルシウムやリンの量によって変わることが報告されています。いずれにしても、食後に口の中が一定以上酸性に傾くと、歯の表面では脱灰が始まります。
糖分を含むお菓子やジュースだけでなく、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物も、口の中で分解されると酸の材料になります。そのため、甘いものを食べたときに限らず、食事のたびに歯の表面は一時的に脱灰しやすい状態になっていると考えてよいでしょう。
この、食後に歯の表面の酸性度が下がり、時間をかけて元に戻っていく変化をグラフにしたものは「ステファンカーブ」と呼ばれ、脱灰と再石灰化の関係を説明するときによく使われています。
唾液が酸を中和し、再石灰化を進める
酸性に傾いた口の中を元に戻してくれるのが唾液です。唾液には、歯を守るための働きがいくつも備わっています。
唾液には、主に次の3つの働きがあります。
- 酸を中和する:酸を打ち消す成分が、酸性に傾いたプラークの中を少しずつ中性へ戻します。
- ミネラルを補う:唾液に溶け込んでいるカルシウムやリンが、脱灰で失われた部分に取り込まれ、再石灰化が進みます。
- 洗い流す:唾液が口の中を流れることで、歯の表面に残った食べかすや糖分が洗い流されます。
このように、唾液は脱灰を食い止め、再石灰化を進めるうえで欠かせない存在です。そのため、唾液の量が少ない状態が続くと、脱灰から回復しにくくなります。唾液は、よく噛むことで出やすくなる一方、寝ている間や緊張しているときには減りやすいことが知られています。また、口で呼吸していると、口の中が乾きやすくなります。
唾液の働きは毎日の暮らしの中で自然に起きているものなので、意識することは少ないかもしれません。しかし、脱灰を防ぐことを考えるうえでは、唾液が働きやすい時間を確保できているかどうかが、とても大切なポイントになります。
脱灰から再石灰化まで、どのくらい時間がかかる?
食後に起きた脱灰が、唾液によって再石灰化へと切り替わるまでの時間は、食べたものの種類や量、唾液の量によって異なります。一般的には、食後しばらくの間は口の中が酸性に傾いた状態が続き、そこから時間をかけて中性に戻っていくとされています。
ここで大切なのは、口の中が中性に戻ってから、溶け出したミネラルが歯に戻るまでには、さらに時間がかかるという点です。再石灰化は、脱灰に比べてゆっくりと進みます。そのため、食事と食事の間隔が短いと、再石灰化が十分に進まないうちに次の脱灰が始まってしまいます。
つまり、脱灰と再石灰化のバランスを考えるときに大切なのは、1回の食事でどのくらい脱灰するかよりも、1日の中で口の中が酸性に傾いている時間の合計です。食事や間食の回数が増えるほど、再石灰化に使える時間は短くなっていきます。
脱灰が再石灰化を上回り続けると、むし歯へ進む
脱灰と再石灰化は、1日の中で何度もくり返されています。再石灰化が追いつく範囲で脱灰が起きているうちは、歯の表面は大きく変わらずに保たれます。
しかし、間食の回数が多い、唾液が少ない、プラークが同じ場所に残り続けるといった状態が重なると、脱灰する時間のほうが長くなり、再石灰化が追いつかなくなります。すると、エナメル質の内部からミネラルが少しずつ失われ、白い斑点として見えるようになります。
さらにその状態が続くと、エナメル質の表面が支えきれなくなって崩れ、穴があく段階へと進んでいきます。穴があいたあとの変化については、後ほどご説明します。
脱灰は、ある日突然むし歯になるのではなく、脱灰と再石灰化のバランスが崩れた状態が続いた結果として、少しずつ進んでいきます。逆に言えば、バランスを再石灰化の側に戻すことができれば、穴があく前の段階で進行を止められる可能性があるということです。
歯の脱灰が進みやすい習慣

歯の脱灰が進むかどうかには、歯磨きの丁寧さだけでなく、何をどのように食べたり飲んだりしているか、唾液が働きやすい状態かどうかといった、毎日の習慣が大きく関わっています。
ここでは、脱灰と再石灰化のバランスを崩しやすい代表的な習慣を4つご紹介します。どれも特別なことではなく、忙しい毎日の中で知らないうちに続けてしまいやすいものです。ご自身に当てはまるものがないか、確かめてみてください。
間食や甘い飲み物を、時間を決めずにとる
脱灰を進めやすい習慣として、最初に挙げられるのが、間食や甘い飲み物を時間を決めずにとることです。
前述のとおり、糖分をとるたびに口の中は酸性に傾き、脱灰が始まります。食事の回数が決まっていれば、食事と食事の間に再石灰化の時間を確保できます。ところが、仕事をしながらお菓子をつまむ、甘いコーヒーや清涼飲料水を少しずつ飲み続けるといった習慣があると、口の中が中性に戻る前に次の糖分が入り、脱灰している時間が長くなってしまいます。
むし歯のなりやすさには、糖分をとる量だけでなく、とる回数や、糖分が口の中にとどまる時間が大きく関わることが知られています。同じ量のお菓子でも、一度に食べ終える場合と、何時間にも分けて少しずつ食べる場合とでは、後者のほうが歯にとっての負担は大きくなります。
アメやキャラメルのように口の中に長く残るもの、歯にくっつきやすいものも、糖分が歯に触れている時間を長くするため、脱灰を進めやすいと考えられています。
酸性の飲み物を、少しずつ長い時間かけて飲む
スポーツドリンク、炭酸飲料、果汁のジュース、お酢を使った健康飲料、ワインなどは、それ自体が酸性の飲み物です。こうした飲み物は、口の中を直接酸性に傾けます。さらに、スポーツドリンクや炭酸飲料、ジュースのように糖分を含むものは、飲み物そのものの酸に加えて、糖分からむし歯菌が作る酸も加わるため、脱灰が進みやすくなります。
特に注意したいのが、こうした酸性の飲み物を少しずつ長い時間かけて飲む習慣です。デスクにペットボトルを置いて一口ずつ飲む、運動中や入浴後にスポーツドリンクをこまめに飲むといった飲み方では、口の中が酸性に傾いた状態が長く続き、唾液が中和する時間がとれなくなります。
なお、飲食物に含まれる酸によって歯の表面が直接溶けていく状態は「酸蝕(さんしょく)」と呼ばれ、むし歯菌の酸による脱灰とは区別されます。酸蝕で表面から溶けて失われた歯は、再石灰化で元の形に戻ることはありません。
酸性の飲み物を飲んではいけないというわけではありません。歯への負担を減らす飲み方については、後ほど予防の中でご紹介します。
寝る前に飲食する、口が乾いたままにする
寝ている間は、起きているときに比べて唾液の量が大きく減ります。そのため、寝る直前に何かを食べたり、甘い飲み物を飲んだりしてそのまま眠ると、酸性に傾いた口の中がなかなか中性に戻らず、脱灰が長く続いてしまいます。
夜の歯磨きを済ませたあとに、飲み物やお菓子を口にする習慣がある方は注意が必要です。歯磨きのあとに残ったプラークに再び糖分が入り、唾液の少ない時間帯に酸が作られ続けることになります。
また、口が乾きやすい状態も、脱灰が進みやすい原因の一つになります。口で呼吸する癖がある、鼻が詰まりやすい、水分をとる量が少ない、緊張や疲れが続いているといった場合には、唾液による中和や再石灰化の働きが十分に得られないことがあります。
起きたときに口の中がカラカラに乾いている、日中も口が乾きやすいと感じる方は、脱灰が進みやすい状態になっている可能性があります。
磨き残しが同じ場所に続く
脱灰を引き起こす酸の多くは、プラークの中で作られます。そのため、歯磨きのときに毎回同じ場所でプラークが残っていると、その場所だけ脱灰が進みやすくなります。
磨き残しが続きやすいのは、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の噛み合わせの溝といった、歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。前歯であっても、歯ぐきに近い部分は歯ブラシが当たりにくく、白い斑点が帯のように出てくることがあります。矯正装置を付けている方では、装置の周りもプラークが残りやすい場所です。
磨き残しは、ご自身では気づきにくいことがほとんどです。「毎日しっかり磨いているつもりなのに、同じ場所に白い部分が出てきた」という場合には、その場所に歯ブラシが届いていない可能性があります。
白い斑点が歯の一部にだけ出てくるのは、このように磨き残しが同じ場所に続いていることが原因であることが少なくありません。
脱灰した歯は治る?再石灰化で元に戻る段階・戻らない段階

「脱灰した歯は治るのか」という疑問は、歯の脱灰について調べている方の多くが気にされている点です。結論からお伝えすると、表面に穴があいていない段階の脱灰は、再石灰化によって進行を止められることがあります。一方で、表面に穴があいてしまった脱灰は、再石灰化では元に戻りません。
また、進行が止まったからといって、白く見えていた部分が消えるとは限らない点にも注意が必要です。ここでは、脱灰がどの段階なら元に戻り、どの段階なら戻らないのか、そして見た目がどうなるのかを順にご説明します。
表面に穴があいていない脱灰は、再石灰化で進行を止められることがある
脱灰が始まってから表面に穴があくまでの間、エナメル質の一番外側の層は比較的硬いまま残り、その内側でミネラルが失われていくことが多いとされています。この、表面の層を残したまま内側で脱灰が進んでいる状態は「表層下脱灰」と呼ばれます。
表面の層が残っているこの段階であれば、唾液やフッ素の働きによって、表面からミネラルを取り込み、再石灰化を進めることができます。間食の回数を減らす、フッ素入りの歯磨き粉を使う、磨き残しをなくすといった習慣の見直しによって、脱灰と再石灰化のバランスを再石灰化の側に戻せれば、脱灰の進行を止められる可能性があります。
当院のホワイトスポット治療のページでも、初期むし歯が原因の白い斑点については、ブラッシング指導とフッ素塗布で症状の進行を止めるのが一般的な対応であるとご紹介しています。
ただし、進行が止まるかどうかは、脱灰の深さや、その方のむし歯のなりやすさ、毎日の習慣を続けられるかどうかによって変わります。ご自身だけで判断せず、歯科医院で状態を確かめ、定期的に経過観察を続けることが大切です。
再石灰化で進行が止まっても、白い斑点が残ることがある
脱灰が止まれば、白く濁っていた部分も元どおりになると思われるかもしれません。しかし実際には、再石灰化で進行が止まっても、白い斑点が残ることが少なくありません。
その理由は、再石灰化によってミネラルが取り込まれるのが、主に歯の表面に近い部分だからです。表面が先に固まると、その内側にあるミネラルの抜けた部分までは、ミネラルが届きにくくなります。内部のすき間が残っていると、光がそこで乱反射するため、表面が硬くなっていても白く見え続けます。
このように、進行の止まった脱灰は「むし歯としては落ち着いているが、見た目には白さが残っている」という状態です。「歯磨きを続けているのに、白い部分がなかなか変わらない」と感じても、それは再石灰化が起きていないという意味ではありません。時間がたつにつれて、飲食物の色素を取り込んで、茶色っぽく見えるようになることもあります。
むし歯として進行していないのであれば、白い斑点が残っていても、健康面ですぐに治療が必要になるわけではありません。一方で、前歯など目立つ場所にある白い斑点が気になる場合には、歯を削らずに目立たなくする治療を検討することができます。見た目を整える方法については、後ほどご紹介します。
表面に穴があいた脱灰は、再石灰化では元に戻らない
脱灰がさらに進み、エナメル質の表面が崩れて穴があいてしまうと、再石灰化によって元の形に戻ることはありません。失われた歯の形そのものを、唾液やフッ素の働きで作り直すことはできないためです。
穴があくと、その中にプラークや食べかすがたまり、歯ブラシの毛先も届かなくなります。そのため、穴の中では脱灰が続きやすくなり、むし歯はエナメル質の内側の象牙質へと進んでいきます。象牙質はエナメル質よりも柔らかく酸に弱いため、象牙質まで進んだむし歯は、エナメル質のときよりも速く広がっていくことがあります。
この段階になると、むし歯になった部分を取り除き、詰め物などで形を補う治療が必要になることが多いです。ただし、穴の大きさや、むし歯の進行が止まっているかどうかによっては、削らずに経過を見ることもあります。穴が小さいうちに治療を考えれば、削る量を少なく抑えられることが多くなります。
「歯の表面が欠けてへこんでいる」「同じ場所に食べ物が挟まる・引っかかる」「冷たいものがしみる」といった変化がある場合には、穴があき始めている可能性があります。なお、白かった部分が茶色く見えるようになっても、進行の止まった脱灰であることもあります。痛みがないからといって様子を見続けず、早めに歯科医院で確かめてください。
むし歯の進行段階(CO・C1・C2)と脱灰の関係
歯科医院では、むし歯の進み具合を「CO(シーオー)」「C1」「C2」といった記号で表すことがあります。脱灰がどの段階にあたるのかを知っておくと、歯科医院での説明が分かりやすくなります。
COは「要観察歯」とも呼ばれ、表面に穴はあいていないものの、白く濁るなど脱灰のサインが見られる状態です。この段階は、再石灰化によって進行を止められる可能性がある段階にあたります。歯科検診で「CO」と言われるのも、この状態です。
C1は、エナメル質の中にとどまる小さなむし歯で、表面に穴があき始めた状態です。C2は、むし歯がエナメル質を越えて象牙質まで進んだ状態です。C1・C2では、再石灰化だけで元の形に戻すことはできないため、状態に応じて治療を検討します。
| 段階 | 歯の状態 | 再石灰化で元に戻るか | 主な対応 |
|---|---|---|---|
| CO(要観察歯) | 表面に穴はなく、白く濁るなど脱灰のサインがある | 進行を止められる可能性がある | 歯磨き・フッ素・食習慣の見直しと経過観察 |
| C1 | エナメル質の中にとどまる小さなむし歯で、表面に穴があき始めている | 元の形には戻らない | 状態に応じて治療を検討 |
| C2 | むし歯がエナメル質を越えて象牙質まで進んでいる | 元の形には戻らない | むし歯を取り除き、詰め物などで補う治療を検討 |
歯の脱灰が進んでいるか、止まっているかの見分け方

歯の脱灰による白い斑点には、今まさに脱灰が進んでいるものと、再石灰化によって進行が止まっているものがあります。見た目は似ていても、この2つでは今後の対応が大きく変わります。
歯科の分野では、穴のあいていない初期のむし歯を「進行しているもの」と「止まっているもの」に分け、見た目と表面の触った感じから見分ける方法が研究され、検査に使われています。ここでは、その考え方をもとに、それぞれの特徴と、歯科医院で確かめる理由をご説明します。
進んでいる脱灰は、白く濁ってつやがなく、表面がざらつく
今まさに脱灰が進んでいる白い斑点は、チョークのように白く不透明に濁り、まわりの健康なエナメル質に比べてつやがないことが多いとされています。歯科医師が器具で表面をそっとなぞると、ざらついた感触があります。
進んでいる脱灰は、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間など、プラークがたまりやすい場所に見られることが多く、白い部分の表面にプラークが付いていることもあります。前述の、磨き残しが同じ場所に続いている状態と重なることが多いのが特徴です。
このような白い斑点は、脱灰と再石灰化のバランスが脱灰の側に傾いているサインです。そのままの習慣を続けていると、穴があく段階へ進むおそれがあります。
一方で、この段階で磨き残しをなくし、間食の回数を減らし、フッ素を取り入れるといった対策を始めれば、進行を止められる可能性があります。進んでいる脱灰に気づけたことは、むし歯を防ぐための大切な機会だと考えていただければと思います。
止まっている脱灰は、つやがあり、表面が硬くなめらか
再石灰化によって進行が止まっている脱灰は、白い部分にもまわりのエナメル質と同じようなつやがあり、表面は硬くなめらかであることが多いとされています。色は白のこともあれば、時間がたって茶色っぽく見えることもあります。
止まっている脱灰は、プラークが残りにくい場所や、以前はプラークがたまっていたものの、今は歯磨きが届くようになった場所に見られることがあります。例えば、矯正装置を外したあと、装置の周りにあった白い斑点が、つやのある状態で残っていることがあります。
止まっている脱灰は、むし歯としては落ち着いている状態なので、今の習慣を続けながら、定期検診で経過観察を行い、再び脱灰が進まないように見守っていくことが基本になります。ただし、むし歯のなりやすさや生活習慣が変われば、再び脱灰が進むこともあるため、定期的に状態を確かめていくことが大切です。
白い斑点が残っていることで見た目が気になる場合には、進行が止まっているかどうかを確かめたうえで、見た目を整える治療を検討することもできます。
| 進んでいる脱灰 | 止まっている脱灰 | |
|---|---|---|
| 色 | チョークのように白く不透明 | 白、または時間がたって茶色っぽい |
| つや | つやがない | まわりのエナメル質と同じようなつやがある |
| 表面の感触 | ざらつく | 硬くなめらか |
| よく見られる場所 | 歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間など、プラークがたまりやすい場所 | プラークが残りにくい場所、矯正装置を外したあとの装置の周りなど |
| 基本の対応 | 磨き残しをなくす・間食を減らす・フッ素を取り入れる | 今の習慣を続け、定期検診で経過観察 |
※見た目だけでは正確に判断できないため、歯科医院で確かめることが大切です。
脱灰の深さは見た目だけでは分からないため、歯科医院で確かめる
ここまでご紹介した特徴は、あくまで目安です。脱灰が進んでいるのか止まっているのか、どのくらいの深さまで及んでいるのかは、見た目だけで正確に判断することはできません。
鏡で見るだけでは、表面のつやや細かなざらつきは分かりにくく、光の当たり方や、歯が濡れているか乾いているかによっても、白い斑点の見え方は変わります。また、表面からは浅く見えても、内部では深く進んでいることもあります。見た目だけでは分からないこうした違いを確かめるために、歯科医院での検査が役立ちます。
さらに、歯の白い斑点には、脱灰によるもののほかに、歯が作られる時期にエナメル質がうまく作られなかったことによる、生まれつきのもの(エナメル質形成不全)などもあります。原因によって対応が異なるため、まず何による白い斑点なのかを見極めることが大切です。脱灰以外の原因については、ホワイトスポットの原因を種類別に解説した記事で、生まれつきの白い斑点と初期むし歯との見分け方については、エナメル質形成不全と初期むし歯の見分け方の記事で詳しくご説明しています。
歯科医院では、歯の表面を乾かして観察したり、器具で表面の状態を確かめたり、光を当てて内部の様子を見たりすることで、脱灰の状態を判断します。
歯の脱灰を防ぎ、再石灰化を助ける毎日の予防

歯の脱灰を防ぐには、脱灰する時間を短くし、再石灰化が進む時間を長くすることが基本になります。そのために大切なのは、特別なケアよりも、毎日の食べ方や歯磨きの仕方を少しずつ整えていくことです。
ここでは、ご自宅で取り組める予防と、歯科医院で受けられる予防をご紹介します。どれも、表面に穴があいていない段階の脱灰の進行を止めることにも、これからの脱灰を防ぐことにもつながるものです。
飲食の回数を決め、食べない時間をつくる
脱灰を防ぐうえで特に大切なことの一つが、飲食の回数を決めて、何も食べない時間をつくることです。口の中が酸性に傾く回数が減れば、そのぶん唾液が中和と再石灰化を進める時間を確保できます。
間食をする場合は、時間を決めて一度に食べ終えるようにし、だらだらと食べ続けないことが大切です。甘い飲み物やスポーツドリンク、酸性の飲み物も、少しずつ長い時間かけて飲むのではなく、時間を決めて飲むようにしましょう。のどが渇いたときの飲み物は、水やお茶を選ぶと歯への負担を減らせます。
間食をする場合のおやつは、糖分の少ないものや、歯にくっつきにくいものを選ぶのも一つの方法です。食べたあとに水やお茶を飲んで口の中を流すと、糖分や酸が歯に残る時間を短くできます。
また、寝る前の飲食は控え、夜の歯磨きのあとは水やお茶以外を口にしないようにすると、唾液の少ない寝ている間に脱灰が続くのを防ぐことにつながります。
フッ素入り歯磨き粉を使い、すすぎは少量の水で1回にする
再石灰化を助けるうえで欠かせないのがフッ素です。フッ素には、再石灰化を進める働き、酸に溶けにくい歯の表面をつくる働き、むし歯菌が酸を作るのを抑える働きがあることが分かっています。
フッ素を毎日取り入れる手軽な方法が、フッ素入りの歯磨き粉を使うことです。日本口腔衛生学会など4つの学会は、2023年の推奨で、6歳以上の方には、フッ素の濃度が1,400ppm〜1,500ppmの歯磨き粉を使うことをすすめています。購入するときは、歯磨き粉のパッケージに書かれているフッ素の濃度を確かめてみてください。
フッ素の効果を十分に得るためには、使い方も大切です。歯磨きのあとに水で何度も口をすすぐと、せっかく歯に残したフッ素が流れてしまいます。歯磨きのあとのすすぎは、少量の水で1回程度にとどめるのがよいとされています。歯磨きのあとすぐに飲食をしないことも、フッ素を歯に長くとどめることにつながります。
なお、フッ素入りの歯磨き粉で再石灰化を助けられるのは、表面に穴があいていない段階の脱灰です。穴があいてしまった歯を、歯磨き粉で元に戻すことはできません。
よく噛み、唾液が出やすい状態を保つ
前述した唾液の働きを十分に生かすためには、唾液が出やすい状態を保つことが大切です。
唾液は、食べ物をよく噛むことで出やすくなります。食事のときは、ひと口ごとにしっかり噛むことを意識してみてください。噛みごたえのある食材を取り入れるのも一つの方法です。また、糖分を含まないガムを噛むことも、唾液を出すきっかけになります。
体の水分が不足すると、唾液も出にくくなります。こまめに水分をとるようにし、そのときは水やお茶を選ぶとよいでしょう。口で呼吸する癖がある方は、鼻で呼吸することを意識するだけでも、口の乾きを減らせることがあります。
服用している薬や体の病気によって、唾液が出にくくなっていることもあります。口の乾きが続く場合は、自己判断で対処するのではなく、歯科医院やかかりつけの医療機関に相談してください。
歯科医院で定期検診とクリーニングを受け、フッ素を塗ってもらう
ご自宅での予防に加えて、歯科医院で定期的に歯の状態を確かめてもらうことも、脱灰を防ぐうえで大切です。
定期検診では、白い斑点が新しくできていないか、以前からある白い斑点が進んでいないかを確かめることができます。脱灰が進んでいるかどうかは、ご自身では判断しにくいため、変化を記録しながら見ていくことで、穴があく前の段階で対策をとりやすくなります。
また、歯科医院でのクリーニングでは、歯ブラシでは落としきれないプラークや歯石を取り除くことができます。どこに磨き残しがあるのかを教えてもらい、歯ブラシの当て方や、デンタルフロス・歯間ブラシの使い方を身につけることで、毎日の歯磨きで脱灰しやすい場所をきれいに保ちやすくなります。
歯科医院では、市販の歯磨き粉よりも濃度の高いフッ素を歯に塗る処置を受けられることもあります。脱灰が見つかった方や、むし歯になりやすい方は、どのくらいの間隔で通えばよいか、歯科医院で相談してみてください。
歯の脱灰で残った白い斑点が気になるとき

前述のとおり、脱灰の進行が止まっても、白い斑点が残ることは少なくありません。むし歯として落ち着いていても、前歯など人目につく場所に白い斑点があると、「写真を撮るたびに気になる」「人と話すときに口元が気になってしまう」と感じる方もいらっしゃいます。
白い斑点の見た目を整える方法は、白い斑点の原因や深さ、着色があるかどうかによって変わります。脱灰による白い斑点であっても、浅いものと深いものとでは、適した方法が異なります。また、すでにご説明したとおり、歯の白い斑点には脱灰以外の原因によるものもあります。
歯を削らずに白い斑点を目立たなくする方法の一つに、ICON(アイコン)治療(レジン浸潤法)があります。ICON治療は、白い斑点の内部のすき間に液体の樹脂をしみ込ませて固めることで、光の乱反射を抑え、まわりの歯の色になじませる治療です。もともとは初期むし歯の進行を抑えるために開発された材料で、脱灰による白い斑点に用いられることの多い方法です。
ICON治療のほかに、どのような方法があるのか、それぞれどのような白い斑点に向いているのかについては、ホワイトスポットの治し方をまとめた記事で詳しくご説明しています。治療を検討するときは、まず脱灰の進行が止まっているかどうかを確かめたうえで、見た目を整える方法を選んでいくことが大切です。
当院で、以前から気になっていて、矯正治療のあとに少し広がった気がするという前歯の白い斑点を、ICON治療で目立たなくした症例をご紹介します。
| 年齢 | 20代 |
| 性別 | 女性 |
| 主訴 | 前歯の白いのが気になる |
| 治療回数 | 3回 |
| 治療内容 | ICON2本(ホームホワイトニング) |
| 費用 | ICON:1歯/55,000円(税込) ホームホワイトニング:33,000円(税込) |
| 院長コメント | |
| 以前矯正治療をされていた患者さまです。昔からホワイトスポットがあったものの、矯正治療後少し広がった気がするとおっしゃられてました。右上のホワイトスポットがまだらで、少し深かったためホームホワイトニングの期間を1ヶ月程していただきました。処置の結果には大変満足していただき、現在も継続して検診に通っていただいております。 | |
その他のホワイトスポット症例もご覧になりたい方は、下記をご覧ください。
ICON治療の実際の症例を見る
歯の脱灰に、みなみもりまち歯科クリニックが取り組んでいること

歯の脱灰は、一度の治療で終わるものではなく、毎日の習慣と、歯科医院での定期的な確認を続けることで、進行を防いでいくものです。また、脱灰によって残った白い斑点の見た目が気になる場合には、できる限り歯を削らない方法で整えることを考えていきます。
当院では、「大切な歯をいかにして保存するか」を大切にし、できる限り削らない歯科診療を心がけています。ここでは、歯の脱灰に関して当院が取り組んでいることをご紹介します。
歯科衛生士が、保険診療の枠に縛られず時間をかけてクリーニングを担当
当院のプロフェッショナルクリーニングは、国家資格を持つ歯科衛生士が責任を持って担当しています。保険診療の枠に縛られることなく時間をかけて、日頃の歯磨きでは落としきれないプラークや歯石、着色汚れを丁寧に取り除いていきます。
クリーニングのメニューには、PMTC(歯科医院で専用の器具を使って行う歯のクリーニング)や、細かなパウダーを吹き付けて歯の表面の汚れを落とすエアフローがあり、歯科衛生士が患者様のお話をしっかりとお聞きしたうえで、患者様に合わせてご提案しています。
脱灰を防ぐには、プラークがたまりやすい場所をきれいに保つことが欠かせません。脱灰を引き起こす酸の多くはプラークの中で作られるため、歯ブラシでは届きにくい場所のプラークまで、時間をかけて取り除くことは、脱灰を防ぐことにつながります。
クリーニングの内容については、PMTC・ホワイトニングのページもあわせてご覧ください。
土曜・日曜も昼休みなしで診療し、定期検診に通いやすい
脱灰の進行を防ぐには、定期的に歯科医院で状態を確かめ続けることが大切です。しかし、お仕事や家事、子育てで忙しく、平日の日中に通院の時間をとるのが難しいという方も少なくありません。
当院は、月曜・水曜・木曜・金曜は9:30〜19:00、土曜・日曜は9:00〜18:00に診療しており、昼休みを設けていません(火曜・祝日は休診)。地下鉄南森町駅から徒歩3分、JR大阪天満宮駅から徒歩5分の場所にあるため、お仕事の合間や休日のお出かけのついでにも通いやすい環境です。
定期検診は、一度だけでなく続けていくことで、白い斑点の変化や、新しい脱灰に早く気づくことができます。通いやすい時間に予約をとっていただくことで、無理なく続けていただければと思います。
白い斑点の見た目には、透照診で状態を確かめてから削らないICON治療を検討
脱灰によって残った白い斑点の見た目が気になる方には、まず白い斑点の状態を確かめることから始めます。当院では、通常の見た目だけでは分かりにくい白い斑点の状態を確かめるために、必要に応じて透照診を行い、そのうえで治療方法を考えていきます。
当院では、白い斑点の治療として、歯を削らないICON治療を中心にご提案しています。ICON治療の前には、必要に応じてホワイトニングを行います。ホワイトニングで歯全体を白くすると、それまで気づいていなかった白い斑点が浮かび上がり、まとめて治療できるためです。また、白い斑点の中の汚れが取れることで、ICON治療の薬剤がしみ込みやすくなり、まわりの歯の色になじみやすくなるという理由もあります。
ICON治療の効果には個人差があり、白い斑点の深さや広がりによっては、ICON治療だけでは白濁が完全に目立たなくならない場合があります。その場合には、ほかの治療方法も含めて、それぞれのメリットとデメリット、費用をご説明したうえで、患者様に選んでいただいています。
ICON治療は自由診療で、費用は1歯55,000円(税込)、治療回数の目安は1回〜2回です。ホワイトニングをあわせて行う場合は、別に2週間〜4週間ほどの期間がかかります。治療後に時間がたつと、色調がわずかに変化することがあるほか、治療中や治療後に一時的に歯がしみること、ごくまれに薬剤に対するアレルギー反応が出ることがあります。良い状態を保つために、治療後も定期的なメンテナンスをおすすめしています。
ホワイトニングの費用も含め、ホワイトスポット治療の流れや費用については、ホワイトスポット治療のページで詳しくご紹介しています。
まとめ:歯の脱灰が気になる方は、お気軽にご相談ください

歯の脱灰とは、酸によって歯のミネラルが溶け出すことです。脱灰は食事のたびに誰の口の中でも起こりうるもので、唾液とフッ素の働きによる再石灰化とくり返されています。間食や甘い飲み物を時間を決めずにとる、寝る前に飲食する、磨き残しが同じ場所に続くといった習慣があると、脱灰が再石灰化を上回り、むし歯へと進んでいきます。
表面に穴があいていない段階の脱灰は、飲食の回数を決める、フッ素入りの歯磨き粉を使う、唾液が出やすい状態を保つといった毎日の予防によって、進行を止められることがあります。一方で、穴があいた脱灰は再石灰化では元に戻らず、進行が止まっても白い斑点が残ることもあります。脱灰が進んでいるのか止まっているのか、どのくらいの深さなのかは見た目だけでは分からないため、歯科医院で確かめることが大切です。
「歯科医院で脱灰と言われたけれど、どうすればよいか分からない」「白い斑点が進んでいないか確かめてほしい」「残った白い斑点の見た目が気になる」といったお悩みをお持ちの方は、お気軽にみなみもりまち歯科クリニックにご相談ください。歯科衛生士がお話をじっくりとおうかがいし、今の歯の状態と、これからできることを分かりやすくご説明いたします。

執筆・監修
みなみもりまち歯科クリニック 院長
杉本 紳也歯科医師
ダイレクトボンディング・部分矯正など、削る量を抑えた審美歯科治療を専門としています。
経歴・所属学会をみる
大阪歯科大学卒業後、京都第一赤十字病院 歯科口腔外科にて研修。大阪府内の開業医での勤務を経て、大阪市北区西天満にみなみもりまち歯科クリニックを開院。ダイレクトボンディングや部分矯正をはじめとする審美歯科治療を多く手がけ、「できる限り削らない・痛くない治療」を大切にしています。
本記事は、みなみもりまち歯科クリニック 院長・杉本紳也(歯科医師)が執筆・監修しています。内容は診療ガイドラインや学会発表等をもとに作成していますが、症状や適切な治療方針には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず歯科医院にご相談ください。


















